こんにちは骨董品の買取査定ナビです。今回は三浦竹泉の急須・香炉・鉢など陶磁器の価値や相場について記載して行きたいと思います。三浦竹泉は京焼(清水焼)の窯元・名跡で初代は本名「渡邉政吉(1853年-1915年)」と言い、13歳の時に3代高橋道八に弟子入りしました。

1883年(明治16年)に独立し五条坂に窯を構え、ヨーロッパの色彩を磁器に応用するなど進取の意に富み、京焼の改良に貢献しました。器用な人物で、得意分野も染付、祥瑞、吹墨、色絵、金襴手など多彩、文人との交流も盛んに行い、書画を趣味としました。

現在の三浦竹泉(みうら ちくせん)は5代目で1957年(昭和32年)に同志社大学文学部・美学芸術学専攻卒。父(4代目)の元で修行の後、1972年(昭和47年)襲名しました。5代目は京焼の歴史研究でも第一人者の一人となっております。

初代三浦竹泉 造素磁刻茶句文 急須の価値

急須 急須

初代三浦竹泉の急須です。彼は釉薬透明紋の製造や染付に玉・石・珊瑚を使用し淡黄地に彫刻を応用するなど多くの新技法を工夫しました。こちらの作品は共箱、在銘のある真物で寸法は9.6×8.7×9.5㎝、京都府の業者によって2017年に販売され、市場にて約50万円で取引されました。

三代 三浦竹泉造 青磁袴腰香炉 蔵六 造純銀火舎 寿字宝尽瑞雲彫鍍金の価値

竹泉造青磁袴腰香炉

三代三浦竹泉造 青磁袴腰香炉です。秦蔵六の素晴らしい純銀製火舎が魅力的な逸品で各在銘、共箱、共布付き。こちらの香炉は2017年に広島県の業者によって販売され市場にて約18万円で取引されました。

三代三浦竹泉造 倣古青華磁龍鳳画釉切紋香炉の価値

陶磁器

三代三浦竹泉造の倣古青華磁龍鳳画釉切紋香炉秦蔵六造籠透刻銀火舎付です。香炉裏に「竹泉監造」の銘、火舎には「蔵六造」の銘が刻まれております。

秦蔵六造の籠透刻銀火舎は網目が非常に素晴らしく、竹泉の香炉もまた染付の龍鳳紋や、釉切部分の模様が素晴らしい仕上がりで、非常に出来の良い逸品です。寸法は高さ:10.2cm胴径:9.7cm火舎重さ:67g、兵庫県の業者によって販売され2017年に市場にて約14万円で取引されました。

三浦竹泉の陶磁器の買取査定価格まとめ

三浦竹泉の作品は初代の品がもっとも人気があり高値で取引される傾向があります(高ものだと100万円前後)。続いて人気があるのは2代目で彼の壺や急須は50万円前後の値段で取引される品も存在します。

基本的には近代に近づくほど骨董品としての価値が下がり、5代目の作品になると高いものでも10万円前後の価値となっております。買取査定価格は市場価格の6割〜9割程度が相場で5代目の作品では6割〜7割程度となっております。今回の記事が骨董品の買取査定価格の参考になりましたら幸いです。